物心がついた頃から、私の身近にはいつも音楽がありました。
10代の頃は短い期間ながらバンド活動もしていましたが、身体的な事情により「演奏する側」から「聴く側」へ。そこから先は、反動のように――狂ったように、さまざまな音楽を聴き漁る日々が続きました。
昔からの友人が思い浮かべる私のイメージは、きっと CAROL や 矢沢永吉 でしょう。実際、矢沢さんには夢中になりました。行ったライブは、たぶん数百回ではききません。給料の大半はライブと遠征費に消え、ツアーを追いかけるために仕事を転職したことすらあります。
とはいえ、私の音楽はロックだけではありません。アコースティック、心に響く歌、ジャンルも国境も関係なく聴いてきました。バンドを辞めてからも詩を書き続けていましたが、それは普段聴く音楽とは真逆の世界観で、いつも暗くて孤独な気持ちを抱えていた。今思えば、その隙間を埋めてくれていたのも、やはり音楽だったのだと思います。
そんなふうに音楽に彩られてきた人生の延長で、北海道から沖縄、そして海外まで――お金が続く限り、さまざまなアーティストのライブに足を運びました。小さなライブハウスからスタジアムまで、会場の空気を吸い、音を浴びることが私の生き方そのものでした。
転機は、住まいを「3LDKほどの部屋」から「建坪130坪の古民家」へ移したことでした。
8畳が8部屋(囲炉裏間)、8畳(暖炉前)と8畳半の和室部屋、そして昔ながらの広い縁側。最初は、会員制の飲食店レベルの厨房を整え、音楽を楽しめる空間を作りました。けれど、どこか「何かが足りない」と感じていました。
空間を持て余していた頃、音楽機材に詳しい親友に相談したところ、話は一気に進みます。
当初は「会員制の飲食店のBGM程度」を想定していたはずが、気づけば本格的なライブ機材が揃い、ライブができる空間そのものが出来上がっていました。
さらに、コロナ禍でライブ中止が続き、配信が主流になった時期。
大好きなアーティストのライブに行けないストレスを受け止めるために、120インチのスクリーンを導入し、映像に物足りなさを感じて85インチのモニターも追加。迫力あるライブ映像を“体感”できる場所を作り上げました。
広い縁側は音楽機材とCDで埋め尽くされ、気づけば30人ほどが入れる空間になっていました。
コロナ禍のおかげで計画は延期になりましたが、その分、夢は大きく膨らみました。
配信ができる設備も整え、敷地面積1300坪の土地も購入。防音設備がなくても、爆音で音楽をかけても近隣へ迷惑をかけない環境が手に入りました。
ただし、現実もありました。
バンドを入れて本気で鳴らすと、建物が持たない
アンプのリミッターを切った瞬間、家が揺れ、ホコリが舞い上がるそのレベルだったのです。ここでロックのライブは無理。でも、アコースティックなら可能。だからこそ、ここでしかできない音を育てていこう、と決めました。
STUDIO708から「THE SOUND OF LIFE」へ。自由な音楽の世界へ、ようこそ。
キャパ 40名~50名 専用駐車場有
アコーステック限定(ギター・キーボード限定)
PA 当社指定又はプロの方限定
フライヤー・ポスターの掲示は受け付けております。
出演希望者は、ご相談ください。 073-459-0666/090-8528-0708

















