情報提供者募集



パープルリボン運動(DV)・オレンジリボン運動(児童虐待)について

 当社では、オレンジ・パープルの2色のリボン運動を自主運動として展開しております。

 当社 通報窓口 24時間365日受付
 073-459-0666 / 090-8528-0708
 
 対応エリア
 和歌山北部 

 ※費用は無料ですのでご安心下さい。

・パープルリボン運動(DV)

ドメスティック・バイオレンス(以下、DVという)は、親密な男女間でおこる暴力で、被害者の多くは、女性です。
「女性は男性に従うもの」とか「男性は少しぐらい乱暴でよい」というような性別で役割を固定した考え方を背景に、優位な立場の人が弱い立場の人を思い通りに支配するために振るわれる暴力がDVです。
DVは、重大な人権侵害であり、許されるものではありません。

「身体的暴力」 
殴る、蹴る、刃物をつきつける、引きずり回す、殴る素振りをして脅かす、物を投げつけるなど

「精神的暴力」 
大声で怒鳴る、暴言を吐く、実家や友人との付き合いを制限する、電話や手紙を細かくチェックする、何を言っても無視して口をきかないなど

「性的暴力」 
性行為の強要、避妊に協力しない、中絶の強要、見たくないポルノビデオ・雑誌を見せるなど

「経済的暴力」 
生活費を渡さない、「誰のおかげで食べているんだ」と言うなど

上記のような場合で、
夫のいない所へ逃げたい時には… 夫が近寄れないようにして欲しい時には…
当社にご相談ください。
※人命にかかわる場合、緊急を要する場合は弁護士と連携し対応・保護も致します。

・オレンジリボン運動(児童虐待)

身体的虐待・性的虐待・心理的虐待・ネグレクトの四種類の子どもへの虐待は、それぞれ単独で発生することもありますが、暴力と暴言や脅し、性的暴行と暴力や脅し、等複数が複雑に絡まりあって起こる場合もあります。

●「身体的虐待」
身体的虐待は、保護者が子どもに、殴る、蹴る、水風呂や熱湯の風呂に沈める、カッターなどで切る、アイロンを押しつける、首を絞める、火傷をさせる、ベランダに逆さづりにする、異物を飲み込ませる、厳冬期などに戸外に閉め出す、などの暴行をすることを指します。
子どもは、打撲や骨折、頭部の外傷、火傷、切り傷などを負い、死に至ることもあります。
身体的虐待は周囲から分かりやすく、顕在化しやすいのですが、注意が必要なのは、洋服の下の見えない部分にだけ暴行を加えるタイプもあることです。着替えや診察の資格を有する方は、少しでも様子がおかしいと感じたら、目で確認できる顔や腕、足にけがをしていなくても、洋服の下を見てください。

●「性的虐待」
性的虐待には、子どもへの性交や、性的な行為の強要・教唆、子どもに性器や性交を見せる、などが上げられます。性的虐待は、本人が告白するか、家族が気づかないとなかなか顕在化しません。実父や義父などから「お母さんに話したら殺すぞ」などと暴力や脅しで口止めをされているケースも少なくありませんし、開始年齢が早いと子どもは、性的虐待だと理解できないこともあります。
私たちは、性的虐待なんて起こるはずがない、と思いがちですが、実際に乳幼児時期から発生していますので、注意を払ってください。また、性的虐待は実母や義母などの女性から男の子どもに対しても起こることもあります。

●「心理的虐待」
心理的虐待は、大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度をとる、著しく兄弟・姉妹間差別をする、自尊心を傷つける言葉を繰り返して傷つける、子どもがドメスティック・バイオレンスを目撃する、などを指します。
“子どもの心を死なせてしまうような虐待”と、理解すると良いと思います。

●「ネグレクト」
ネグレクトは、保護の怠慢、養育の放棄・拒否などと訳されています。保護者が、子どもを家に残して外出する、食事を与えない、衣服を着替えさせない、登校禁止にして家に閉じこめる、無視して子どもの情緒的な欲求に応えない、遺棄するなどを指し、育児知識が不足していてミルクの量が不適切だったり、パチンコに熱中して子どもを自動車内に放置する、などもネグレクトに該当します。
乳幼児や年齢の低い子どもに起こりやすく、安全や健康への配慮が著しく欠けたために、子どもが死に至るケースもあります。病気なのに病院に連れて行かない、医療ネグレクトも存在します。


「虐待としつけの違い」とは・・・
 「児童虐待の防止等に関する法律」により、子ども虐待の定義は、身体的虐待・性的虐待・ネグレクト・心理的虐待となりました。
しかしこの定義が明らかになっても、なお、「子ども虐待とは何?」と考えさせられる場面があります。
それは、「虐待としつけの違い」についてです。
 虐待としつけ。この2つの間には、しっかりと線引きできないグレーゾーンが存在します。
ですが、多数の事例に関わってきた福祉、保健関係者や精神科医、小児科医などが言うように「子どもが耐え難い苦痛を感じることであれば、それは虐待である」と考えるべきだと思います。

保護者が子どものためだと考えていても、過剰な教育や厳しいしつけによって子どもの心や体の発達が阻害されるほどであれば、あくまで子どもの立場で判断し、虐待と捉えるべきでしょう。
ですが多くのケースでは、保護者が子育てに苦労されている現実がありますから、その気持ちを大事に考えることも大切です。

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