@探偵社の選び方

 本当にいい探偵社の選び方って難しいと思います。
探偵社を選ぶとしても、料金を重視する方、料金より内容を重視する方で大きく分かれると思います。
料金が安く、充実した調査をして頂ければいいのですが、そんな業者は少ないと思います。
「悪徳探偵のページ」で書きましたが、私が考える悪い探偵社の定義は、お金は取るけどプロとしてあり得ないレベルの低い探偵社だと思います。

ハッキリ言って大手の探偵社でクオリティーの高い探偵社って無いと思います。個人の業者の方が質が高いと思います。 
 今まで良い探偵社のページを書くことに悩んでいましたが、選び方の最低基準として書きたいと思います。
これが全てではないので、あくまでも最低限の目安としてお読みください。

 @地元の専従の業者を選ぶ
  和歌山に生まれ、和歌山で育ち、知っている道・多くの友人・知人・そして多くの依頼者様がいるこの街だからこそ120%の実力を発揮できます。
これが他府県に行けば、情報の収集能力も調査能力も落ちるのは言うまでもありません。
不慣れな道より、慣れた道。それは大きく違うんです。
当社が、他府県で調査する場合も同じことが言えます。 
また情報一つにしても1/10以下になります。 
そう考えれば地元の業者の方がいいです。
地元の業者なら、緊急出動といった場合にも敏速な調査が可能です。


※和歌山県下での探偵業者届出一覧表(2021.03現在)

A和歌山県公安委員会に登録している探偵業者を選ぶ。
 探偵業者届出名簿一覧表は、和歌山県警本部情報公開室で1枚10円で情報公開をして頂けます。
記載内容は、
A、商号・名称・氏名 (個人の場合代表者氏名)
B、営業所名
C、営業所所在地
D、電話番号
E、法第4条第1項届出日

探偵業法第四条(番号)について 
探偵業を営もうとする者は、内閣府令で定めるところにより、営業所ごとに、当該営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会(以下「公安委員会」という。)に、次に掲げる事項を記載した届出書を提出しなければならない。この場合において、当該届出書には、内閣府令で定める書類を添付しなければならない。
一 商号、名称又は氏名及び住所
二 営業所の名称及び所在地並びに当該営業所が主たる営業所である場合にあっては、その旨
三 第一号に掲げる商号、名称若しくは氏名又は前号に掲げる名称のほか、当該営業所において広告又は宣伝をする場合に使用する名称があるときは、当該名称
四 法人にあっては、その役員の氏名及び住所 ですから、探偵業の初回届出の比ではなく住所等の変更がある度に番号が変わります。

平松総合調査事務所探偵業届出済証明書当社 探偵業届出証明書について
探偵業届出番号 第65170006号
探偵業については、平成29年9月8目付けで探偵業の業務の適正化に関する法律第4条篭葦の規定により届出書を提出したことを証明する。
※当社は、松江事務所から日野事務所へ移転したため29年9月に変更。
法第4条第1項の届出書を提出した年月日(当該届出書の提出に係る探偵業届出証明書の番号)
平成29年9月8日 平成25年 6月18日 (第65130004号)
※田尻事務所から松江事務所へ変更した日 平成18年探偵業の届出した日で調整して頂きたいのですが変更日が記載されています


商号、名称又は氏名  (法人にあっては、代表者の氏名) 平松 直哉
 
営業所の名称      総合調査機関 平松総合調査事務所
在      地      和歌山県和歌山市日野33番地

営業所の種別      主たる営業所
総合調査機関平松総合調査事務所、平調、平調探偵塾、
Hiramatsu Private Investigations&Security Consul,HIRAMATSU DETECTIUE AGENCY WAKAYAMA、 PI-HIRAMATSU、PI-HIRAMATSU GROUP, tantei708, Cafe Pi708、全国盗撮犯罪防止ネットワーク、赤井探偵事務所一和歌山、AKAI探偵事務所一和歌山、面接交流支援事業

 当社では、平松総合調査事務所で使用するすべての関連名称・英語表記を記載していますが、この呼称は、一覧では非掲載となっています。

ここに落とし穴があります。
運営はA探偵社であっても、広告宣伝で登録だけしていればB探偵社で営業が出来るのです。
これが一般の方が探偵選びに苦労する理由の一つです。
(※広称については情報開示請求をして許可が下りれば公開されます)

和歌山県下の探偵事務所


・事務所の存在を確認する。

上記、PDFにて公開していますが、和歌山エリアに41件の探偵社が公安委員会に届出をしています。
過去「職業柄住所非公開」という探偵もどきが存在しましたが、現在は廃業したようです。
そんな身元も明かさない業者は少ないと思いますが、今回ホームページを更新するにあたり、県内の調査会社を調べましたが、ほぼ80%が異業種との兼業。 ハッキリ言って片手間。
専業で和歌山に密着して、探偵業を営んでいるところはわずか4件だけでした。

先日、和歌山県警の立入でもお話をしたのですが、6カ月間営業をしていない探偵社は廃業届出を出してほしいものです。

A 探偵を利用したことのある方から紹介をしていただく。


当社では、相談時にルート確認を必ずします。
ルートとは、当社を何で知ったか? という簡単なものですが、インターネット・電話帳・紹介といった感じで確認をするのですが、当社の場合、大半が元依頼者様からの紹介です。
まず電話相談時に元依頼者様から「友人のことなのですが」と電話を頂いたり、「●●さんからご紹介を頂いた」と
いうのが大半です。
それ以外に、ホームページ内のアンケートやGoogleの評価であったりと様々なのですが、和歌山で活動している限り、飲食店さんや企業さんからの紹介も多いです。 

元依頼者様からの紹介の場合、「丁寧かつ最後までちゃんとしてくれます」と言った信頼のお墨付きのありがたいお言葉と信用の上で責任重大というプレッシャーがついてきます。
悩んでいる方は周りの方で配偶者の浮気が原因で離婚経験者の方に聴いてみると、案外いい探偵社や探偵選びの失敗談など情報が得られると思います。

ちなみに当社の場合、元依頼者様からのご紹介者の場合、紹介割引がありますので通常よりお得だと思います。


B 探偵社に相談の電話を掛ける。

 短時間の電話相談で計画や見積もりをしている探偵社が沢山あります。

最近、大手の探偵社なんかでも営業ノルマを課せているからか「担当者の携帯番号を教えいつでも相談を聴きます」的な対応をしているところが多くありますが、「問題について聞く能力・問題に対して対策を取る為の知識・解決策の提案」を答えてこその電話相談だと思います。

よく笑い話でするのですが、
「辛いですね。10万円、頑張りましょう。20万円、楽になりますよ。50万円、もう少しの辛抱です。で100万円」
そんな相手の心理を掴んで金額を釣り上げていく営業がこの業界で横行していました。

特に料金トラブルを起こす探偵社はこの手口を使うのですが、相談者の気持ちに同調するフリをして営業する方法と同じです。 
だから当社では一通りのお話をお伺いし、その後、問題に対する法律というシステムを教えます。

それは、浮気調査でいえば結婚という契約行為から不貞・離婚についての一連の流れに存在する権利義務という視点での回答なのですが、問題を解決するのは私達が撮る証拠だけが証拠ではありません。
パートナーとなる方(依頼者様)が無知識のまま私達が一方的に物事を進めてもなんの問題も解決しません。
そこで知識や法的根拠に基づいたご自身ができる証拠収集の仕方等についての説明をして知識を与えるのです。

その上でもう一度話をしたい・聞きたいと思う方は、再度相談に来るだろうし、考え直す方もいて当然だと思いますから、無理な強要はしません。

また探偵社自身にその様な知識がないところは、経験上調査をしてもろくな結果にはなりません。 


C 探偵社の事務所に必ず行く。

 探偵社の事務所って凄く敷居が高いですよね。
最近は少なくなりましたが、「匿名で依頼できますか?」という方がいました。ですが、探偵は匿名では依頼が受けられません。
書面の交付【見積書・重要事項説明書・誓約書・契約書】等の書面の交付が義務付けられていますので、当社で契約を頂く方は、和歌山エリア外の方でも必ず事務所に来ていただいています。

事務所に行けば、事務所の雰囲気も分かりますし、先に書いた探偵業法の届出書を確認することもできます。
また、きちんと営業しているところは、それなりの資料なども置いています。

大きな調査事務所は相談室を設置していますが、当社の様に小さな事務所は調査機材や資料が山積みになっており、調査員の顔を含め身近に感じていただけるかと思います。

D 問題に関する知識・豊富な対応策を持っているかを見極める

 ここからが肝心です。
相談・面談と進んできましたが、最後に探偵社を選ぶのはあなた自身です。

本当に今抱えている問題に対し解決するだけの経験・知識があり、時間を取って対応していますか?
どこかに不信感はないですか?言葉巧みに契約に誘導していませんか?

よくレベルの低い探偵に騙された相談者さんに聞く言葉なのですが、
「今契約するならすぐに動けます」・「早く調査したほうがいいですよ」という言葉に釣られて契約したということを聞きますが、急いで契約する必要性はありません。

当社の場合、人命にかかわる調査はすぐに行動に移しますが、それ以外の調査の場合、よほどのことがない限りすぐに調査をしましょうとは言いません。
その日しか調査が出来る日がないのならば別ですが、現行犯で常人逮捕するという事案でない限り、もう一度よく考えてみましょう。

藁にもすがる思いなのは分かりますが、一番肝心なパートナー選びを間違えると大変なことになりますので、最後は冷静な判断の上で契約する様にしてください。