文句なしの「トリプル宣言」をご覧頂いたとしても気になるのが、何と言っても料金体系ではないでしょうか。
―――いくら掛かるんだろう?
そう不安に思うのが普通です。
ですが、言ってしまうと、肝心の利用料金を簡単に提示できないのが探偵業界の特徴でもあり、それが、不透明な業界だと言われるゆえんでもあります。
ときにに、1時間あたり○○○円〜(から)などと表示する業者がいますが、私はその類の業者をお勧めしません。
ひときわ目を惹くこの表記は、あたかも○○○円で調査してもらえると錯覚させる表記だからです。
そして何より上限を表記しないこの広告にいったいどれ程の信頼性があると言うのでしょうか。
そうした事から私は、業界でタブー視されている料金体系について、じっくりとご説明させて頂くことにしました。
まず初めに、探偵という業種は正札の付いた商品を販売する小売店ではなく、走行距離で料金を算出するタクシー業界でもないことをご理解下さい。
ご依頼を受けて調査する対象者は、すべからくまちまちであり、なに一つとして同じ条件のものはありません。
たとえば、対象者の職業や年齢、性別、性格、生活パターン、警戒心の強弱などがそれぞれに違うことは当然の事あり、事前情報の有無、あるいは対象者の行動地域によっても調査の難しさに違いがあります。
比較的車を利用しないオフィス街なら徒歩尾行と立張り(立ったままでの張り込み)が主流になり、周囲の目が厳しい住宅街が活動エリアなら、機材を駆使した調査が求められます。
つまり、一口に調査とはいってもそれぞれに違いがあることから、調査料金一律「●●●●●●円」 一時間当たり一律「●●●●●円」、あるいは「Aコース●●●●●●円」などと価格を決められないのです。
そこで私は、あくまでも利用者の視点で考え、当FC代表の平松と議論し、「平松総合調査事務所」の料金体系を参考にしたうえで独自の利用料金体系を設定する事にしました。
当社では、HPをはじめとする広告宣伝及び電話でのお問合わせに際し、利用料金を明示しません。
その代わりに、一目瞭然の難易度表を掲載した「ご利用の手引き」を面談時にお渡ししたうえで、ご相談者からもたらされる事前情報を基に、相互に検討を重ね、その上で時間単価を決定します。
ちなみに、当社既定の難易度表による最高単価は1時間当たり5万円という目玉の飛び出す程の金額ですが、これは超極めて特異な事例であり、言ってしまえば、時間あたり5万円に設定したとて割の合わない、危険かつ困難な調査活動であります。
何れにしましても当社では、
最低時間単価 「J」 (3500円/調査員一人当たり)から最高時間単価 「A」 (50,000円/調査員一人当たり)までの10段階としたうえで、その難易度に応じて細かく料金を設定しています。
付言すると、探偵調査は対象者の情報が多ければ多いほど調査の難易度が下がり、調査時間が短縮されます
したがって当社に調査依頼をお考えの方は、調査対象者に気づかれぬよう配慮して頂くと共に、可能な限り事前情報(資料)の収集に当たられる事をお勧めします。
最後に、調査によって得た情報は決して安いものではありません。
探偵調査とは、調査員の一人ひとりが命を懸けるものだからです。それゆえに調査活動の難しさによって、段階的に調査料金が変わるのは致し方の無い事ではないでしょか。
調査対象者の立場や環境を把握せず、難易度を判定しないままに調査料金を提示することの方が乱暴であり、集客の為にことさら低価格を前面にちらつかせる宣伝方法などは論外です。
「安かろう、悪かろう」では、ご依頼者自身が困るのです。
そうしたことから私は、ご利用いただいた皆様方に提出した調査結果と調査料金を見比べていただき、その上で「黒木昭雄・調査取材事務所に任せて本当に良かった」と喜んで頂ける調査料金こそが、調査に見合った適正な調査価格だと考えております。
トップページに記載した「トリプル宣言」と合わせてご検討頂き、この場においてあえて料金を表示しないことの意味合いをご理解頂けると、幸甚、このうえありません。
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